板橋区政を考える会

板橋区政についてざっくばらんに意見・情報交換をし、もっと区民のための板橋区の実現を目指す会です。板橋区民オンブズマンのような活動も展開できればと考えています。

【不採択!】板橋区議会における陳情の審議に陳情者が希望すれば陳情者の発言を認めること等を求める陳情

 

先日、板橋区議会に提出した
板橋区議会における陳情の審議に陳情者が希望すれば陳情者の発言を認めること等を求める陳情”
は不採択とされてしまいました。
 

 
 理由は”趣旨に沿いがたい”のみで、詳しくは全くわかりません。
 
 議員さん達は板橋区内における区民主催の地域のお祭りや行事には参加するのに、自らの区議会における陳情の審議に区民が参加することはダメ、というのはなんだかおかしいと思うんです。
 
 さらに言うと、私が出した陳情は区民のだれもが審議に参加させてほしいというものではなく、陳情の内容をもっともよく知る“陳情者”の参加を求めるものなのですが、それもダメっていうのは、送られてきた理由からでは全く分かりません。
 
 議員は区民の声を聴くつもりがあるのかどうか、よくわからなくなる結果に残念です。
 
 以下に、板橋区議会に提出した陳情全文を公開します。
 
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 板橋区議会における陳情の審議に陳情者が希望すれば陳情者の発言を認めること等を求める陳情
 
■陳情の要旨
 
1)板橋区議会に提出された陳情の提出者が希望すれば、陳情の審議に陳情者が発言できるようにしてください。
2)陳情者が発言した内容は、議事録に記録され、その議事録を公開してください。
3)陳情者本人が審議に参加できない場合は、陳情者が認める代理人が発言できるようにしてください。
4)陳情者が認める代理人が発言した内容は、議事録に記録され、その議事録を公開してください。

 
■陳情の理由
 
 板橋区議会基本条例の第11条には、(多様な意見及び要望の把握)として、“第11条 議会は、請願及び陳情を区政に対する政策提案又は要望と位置付け、これに誠実に対応するとともに、その審査に当たっては、請願者又は陳情者による説明の機会を設けることができる。”とあります。
 しかしながら、陳情した者が希望すれば提出した陳情の審議に参加し発言できる、という内容にはなっていません。
 陳情の内容をもっともよく知るのは陳情者であるという観点から、陳情者が希望すれば自動的に該当委員会の審議に陳情者が参加できるようにするべき、と考えたのが陳情の理由です。 
■提出年月日 平成29年2月22日
 
■陳 情 者
 氏名 紫垣 伸也